わからないことばがあるときは、オンラインの辞書(じしょ)をつかってください。
スペインとポルトガルはちがう国だから、スペイン語とポルトガル語はちがうことばです。でも、東京(とうきょう)と大阪(おおさか)と京都はおなじ国にあるから、大阪や京都(きょうと)のことばは東京のことばはちがいますが、方言です。おもしろいですね。
みなさんは沖縄(おきなわ)をしっていますか?沖縄はとてもあたたかくてビーチもきれいなので、今は有名(ゆうめい)なリゾートです。でも、前に沖縄はアメリカでした。そして、沖縄にはとても大変な歴史(れきし)があります。沖縄は前に琉球(りゅうきゅう)という名前の国でした。沖縄のことばはぜんぜんちがいますが、それも日本の方言でしょうか。
私はまだ沖縄に行ったことがないから、沖縄の方言を聞いたことがありません。でも、テレビでは聞いたことがあります。たとえば、この歌(うた)のタイトルは「涙(なだ)そうそう」です。はじめは日本語ですが、1:28からはは沖縄(おきなわ)のことば(ウチナーグチ)のバージョンです。
ぜんぜんちがうことばがたくさんあるから私は沖縄のことばのバージョンはあまりわかりません。
私は名古屋の家に帰った時、名古屋(なごや)では名古屋のことばを話します。名古屋のことばは東京のことばとだいたい(almost)おなじですが、ときどきおもしろいことばがあります。たとえば、「とても」は「どえらい」、「つかれた」は「えらい」です。でも、東京のことばで「えらい」は英(えい)語のgreatです。それから、大阪では「ありがとう」は「おおきに」です。
みなさんは今の日本語はいつからあると思(おも)いますか。じつは今の日本語は明治(めいじ)からですから、あまり古くありません。その前は侍(さむらい)は侍のことば、書くときには書くことばといろいろな日本語がたくさんありました。そして、どこが日本でどこが日本ではないかもあまりわかりませんでした。たとえば、北海道(ほっかいどう)は前に日本じゃありませんでした。
明治の時は、テレビもラジオもなかったから、子供は学校で今の日本語を勉強しました。たとえば、ときどき家族でだれも今の日本語がわかりませんでしたが、子供だけ(only)今の日本語がわかりました。それから、昭和(しょうわ)のはじめに沖縄、それから東北の子供は学校(がっこう)で方言を話してはいけませんでした。学校では方言を話さないように方言を話した子供はこの方言札(ほうげんふだ)を首(くび)にしなければなりませんでした(must)。